石綿労災保険給付の支給決定1,140件 24年度
前年度比30件減 厚労省
厚生労働省は17日、石綿による肺がん・中皮腫・良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚に関する労災保険給付の請求が2024年度に1,529件(前年度比224件増)あり、うち1,140件(30件減)が支給決定となったと発表した。
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いずれも24年度の確定値で、6月に公表した速報値から支給決定が1件増えた。石綿肺に関する支給決定は、23年度と比べ9件増の71件だった。
石綿による疾病(肺がん・中皮腫・石綿肺・良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚)で、療養や休業を必要とする労働者や死亡した労働者の遺族については、疾病発症が仕事によるものと認められた場合、労働者災害補償保険法に基づく給付の対象となる。
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